第43条【選挙委員会】、第44条【選挙委員の資格及び勤務条件】、第45条【選挙委員会の職務】

第７章【国民の代表】

第２節【選挙委員会】

第43条　選挙委員会を設置する。その構成は以下のとおりとする。
（a）委員長
（b）２名の副委員長。
（c）４名のその他の委員。
２　委員は、この憲法の第70条に基づき、大統領が任命するものとする。

第44条　選挙委員に任命される者は、議会議員に選出される資格を有する者でなければない。
２　選挙委員長は、控訴裁判所裁判官と同等の勤務条件を有するものとする。
３　２名の副委員長は、高等裁判所裁判官と同等の勤務条件を有するものとする。
４　委員長及び２名の副委員長は、委員会在任中、その他の公職を兼任してはならない。
５　その他の４名の委員には、議会の定めるところにより、報酬を支払うものとする。
６　委員の欠員又は死亡の場合、委員会は、大統領が国務会議の助言に従い、欠員を補充するために有資格者を任命するまで、職務を継続するものとする。

第45条　選挙委員会は、以下の職務を執行するものとする。
（a）有権者名簿を作成し、法律に定める期間毎に更新すること。
（b）国政及び地方選挙の選挙区を画定すること。
（c）全ての公職選挙及び国民投票を実施及び監督すること。
（d）選挙過程及び目的について国民を教育すること。
（e）有権者の登録を推進するためのプログラムを実施すること。
（f）法律に定めるその他の職務を執行すること。

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