第92条【国務会議の会議】

第９章【国務会議】

第92条　国務会議は、１年に４回以上、議長の定める日時及び場所において、業務を処理するために会議を開催するものとする。
２　国務会議は、以下の者による要請がある場合にも開催されるものとする。
（a）大統領
（b）議会
（c）会議の５人以上の議員。
３　国務会議は、その会議を非公開で行うものとする。ただし、適当と認める場合はいつでも、会議を公開することができる。
４　国務会議の全ての会議は、議長が主宰する。議長が不在の場合、議員の互選により選出された議員が主宰するものとする。
５　会議により決定する問題は、総議員の２分の１以上の出席がなければ、その決定のための提案をすることができないものとする。
６　この憲法に別段の定めがある場合を除いて、提案された問題は、出席議員の過半数の投票によって決定されるものとする。
７　国務会議はいつでも、適当と認める委員会を任命し、国務会議の決定する事項又は調査を委任することができる。
８　国務会議は、大統領の承認を得た上で、国務会議の定める条件により、専門家及びコンサルタントに対し、特定の問題への対処について助言又は援助を依頼することができる。
９　政府との契約の当事者である企業に所属する、又はその共同経営者である国務会議の議員は、当該契約に関する国務会議の手続きにおいて、自己又は当該企業の利害を申告し、当該契約に関するいかなる問題についても投票してはならないものとする。
10　国務会議の手続きは、以下の事項によって無効とされることはないものとする。
（a）会議の議員に欠員が生じた場合。最初の会議から欠員が生じていた場合を含む。
（b）会議に出席し、又はその手続きに参加する資格のない者が、出席又は参加した場合。
11　この憲法の規定に従い、国務会議は、その手続きを規制することができる。

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