第203条【警察会議の職務】、第204条【州警察委員会】

第15章【警察庁】

第203条　警察会議は、警察庁の任務、予算、財政、管理及び警察庁次官以上の職員の昇進を含む、治安に関する政策について大統領に助言するものとする。

２　警察会議は、この憲法又はその他の法律に基づく職務を執行し、警察庁を効果的かつ効率的に管理するため、大統領の事前の承認を得た上で、憲法上の文書により、規則を制定することができる。

３　本条第２項に基づく規則は、以下の事項に関する規則を含むものとする。

（a）警察庁の統制及び管理。

（b）警察庁の各部署の職員及び警察官の階級、各階級の構成員並びに構成員の制服の使用。

（c）入隊、給与、年金、謝礼及びその他の手当を含む、職員及び警察官の勤務条件。

（d）警察庁の職員及び警察官の権限及び指揮権。

（e）懲戒権者の権限のその他の者への委任、及び委任の条件。

第204条　各州に州警察委員会を設置する。以下の者により、構成されるものとする。

（a）その州を担当する国務大臣。委員長とする。

（b）その州の警察業務における、最上級の職員２名。

（c）その郡の郡議会が任命する、その州の各郡の代表者。

（d）ガーナ法曹協会が指名する、その州において活動する弁護士。

（e）司法長官の代理人。

（f）全国首長会議の代表者。

２　州警察委員会は、その州の警察行政に関するあらゆる事項について、警察会議に助言するものとする。