第213条【統合参謀総長】、第214条【軍会議の職務】、第215条【職務の委任】

第17章【ガーナ軍】

第213条　統合参謀総長は、本条の規定並びに政策事項に関して軍会議の統制及び指示に従い、軍の管理、作戦上の統制及び指揮に責任を負うものとする。

第214条　軍会議は、軍の任務、予算、財政、管理及び中佐又はそれに相当する階級以上の隊員の昇進を含む、国防及び戦略に関する政策事項について大統領に助言するものとする。

２　軍会議は、この憲法又はその他の法律に基づく職務を執行し、軍を効果的かつ効率的に管理するため、大統領の事前の承認を得た上で、憲法上の文書により、規則を制定することができる。

３　本条第２項に基づく規則は、以下の事項に関する規則を含むものとする。

（a）軍の統制及び管理。

（b）軍の各部隊の職員及び隊員の階級、各階級の構成員並びに職員及び隊員の制服の使用。

（c）入隊、給与、年金、謝礼及びその他の手当を含む、各部隊の職員及び隊員の勤務条件、並びにそれらからの控除。

（d）各部隊の職員及び隊員の権限及び指揮権。

（e）指揮官が被告人を裁判する権限をその他の者に委任すること、及び委任の条件。

（f）各部隊における研究開発部門の設置。

第215条　軍会議は、適当と認める条件に従い、書面による指示により、本章に基づく職務の一部を、軍会議の委員会又は軍会議の議員に委任することができる。