第123条【公的債務】、第124条【会計検査院長】
第８章【財政】
第123条 ボツワナが責任を負う全ての債務手数料は、統合基金の負担とする。
２ 本条において、債務手数料とは、利子、減債基金手数料、債務の返済又は償還、並びに旧ベチュアナランド保護領又はボツワナの歳入又は統合基金を担保とする借入金の調達、並びにそれによって生じる債務の返済及び償還に関連する全ての支出。
第124条 公職である会計検査院長を置く。
２ ボツワナ、並びにボツワナ政府の全ての役職者、裁判所及び機関の公会計は、会計検査院長によって検査及び報告されるものとする。そのために、会計検査院長又はその権限を付与された者は、これらの会計に関する全ての帳簿、記録、報告書及びその他の文書を利用することができるものとする。ただし、法律により直接設立された法人の場合、国会によってそのように規定されているときは、その法人の会計は、その法律に基づき指定される者が監査及び報告するものとする。
３ 会計検査院長は、その報告書を財政を所管する大臣に提出し、財政を所管する大臣は、その報告書を国民議会に提出するものとする。
４ 会計検査院長は、政府の会計又はその他の公的機関若しくはその他の団体の会計に関し、国会法によって規定されるその他の任務を遂行し、権限を行使するものとする。
５ 会計検査院長は、その職務の執行に際し、その他の個人又は機関の指揮又は統制に服さないものとする。