第187条【年金給付】、第188条【年金給付の見直し及び非課税】、第189条【年金給付の支払い】

第14編【年金給付】

第187条　公務員及び憲法上の公職者を含む被雇用者は、年金給付を受ける権利を有する。

２　年金給付は、その被雇用者の不利益となるように停止又は変更されてはならない。

３　年金給付に関して適用される法律は、

（a）この憲法の施行前においては、年金給付が支給された日の直前に効力を有していた法律、又はその被雇用者にとって不利でない後の日に効力を有していた法律とする。

（b）この憲法の施行後においては、年金給付が支給された日に効力を有していた法律、又はその被雇用者にとって不利でない後の日に効力を有していた法律とする。

第188条　年金給付は、保険数理上の評価を考慮して定期的に見直すものとする。

２　年金給付は非課税とする。

第189条　年金給付は、迅速かつ定期的に支給しなければならない。

２　年金給付がその者の最後の勤務日に支払われない場合、その者は労働を休止するものとする。ただし、その者の名前は、在職中に受け取った最後の給与に基づく年金給付が支払われるまで、給与支払名簿に残されるものとする。