第41条【大臣の責任】、第42条【兼職禁止】、第43条【内閣官房長官】
第６章【内閣】
第41条 全ての大臣は、大統領及び議会の両方に対して、所管する省庁の管理について個別的に責任を負い、内閣の業務の管理について連帯して責任を負うものとする。
第42条 大臣は、閣僚としての任期中、その他の有給の職業に就き、大臣としての地位と相反する活動に従事し、又は大臣としての利益と私的利益との間に相反が生じる恐れのある状況に身を置いてはならない。
２ 閣僚は、直接的又は間接的に自己の利益を得るために、閣僚としての地位を利用し、又は閣僚として知り得た機密情報を利用してはならない。
第43条 内閣官房長官を置く。内閣官房長官は大統領が任命し、法律により決定される職務、及び大統領、副大統領又は首相が随時割り当てる職務を遂行するものとする。
２ 内閣官房長官は、大統領によって任命される際に、公務委員会の推薦に基づき任命されたものとみなされる。