第45条【選挙制度及び手続の原則】、第46条【選挙権】、第47条【選挙制度】
第５編【国民の代表】
【選挙制度及び手続】
第45条 大統領、議会議員又は地方議員の選挙について、第47条に定める選挙制度は、以下の事項を保障しなければならない。
（a）市民が自由に政治的権利を行使できること。
（b）一票の平等に基づく成人普通選挙。
（c）社会における種々の利益団体を公平に代表すること。
（d）国民議会又は地方議会における男女平等。
２ 選挙手続及び選挙管理制度は、以下の事項を保障しなければならない。
（a）選挙が自由かつ公正であること。
（b）暴力、脅迫及び汚職のない選挙であること。
（c）選挙手続の独立性、説明責任、効率性及び透明性。
（d）簡素で実用的な投票及び集計制度。
（e）選挙紛争の適時解決。
第46条 18歳に達した市民は、有権者として登録され、秘密投票により選挙に投票する権利を有する。
第47条 大統領選挙は、多数決選挙制度に基づき、第101条に従い、当選候補者は有効投票の50％より多くの票を得なければならない。
２ 国民議会の選挙は、第68条に従い、先着順当選制に基づき実施するものとする。
３ 地方議会の選挙は、第153条及び第154条に従い、先着順当選制に基づき実施するものとする。
４ 選挙区及び区は、それぞれ国民議会及び地方議会の議員１名のみを選出するものとする。