第59条【手続規則、委員会及び議事規則】、第60条【議員の責務、特権及び免責】、第61条【審議の公開】
第７章【国民議会】
第59条 国民議会は、その議事及び手続きを執行するための規則及び議事規則を制定することができる。国民議会はまた、委員会の設置、職務及び手続きに関する規則を制定し、並びに有用又は必要と認める議事規則を制定することができる。
２ 国民議会は、その手続規則において、議員の財務又は業務に関して適当と認める情報開示の規定を設けるものとする。
３ 本条第１項に基づき設置された国民議会の委員会は、その権限を行使し、その職務を遂行するために、委員会に出頭する者を召喚し、宣誓による証拠及び委員会が要求する文書を提出させる権限を有するものとする。
第60条 国民議会の議員の責務には、以下の事項が含まれるものとする。
（a）国民議会の全ての議員は、国民議会の会議中も、国民議会外での行為及び活動においても、国民議会の威厳及び良い印象を保持しなければならない。
（b）国民議会の全ての議員は、自らをナミビア国民の奉仕者であるとみなし、不当に自らを富ませ、又は自らを国民から遠ざけようとする行為を慎まなければならない。
２ 議員立法法案は、国民議会の総議員の３分の１以上の支持を得て、国民議会に提出することができる。
３ 国民議会の議員の特権及び免責について定める規則は、議会法によって制定されるものとする。全ての議員は、その特権及び免責の保護を受ける権利を有する。
第61条 本条第２項に定める場合を除いて、国民議会の全ての会議は公開して開かれるものとする。公衆はその会議を傍聴することができる。
２ 国民議会が、その総議員の３分の２以上の支持を得て、特定の期間又は特定の事項に関して、公衆の傍聴を排除する動議を採択した場合には、本条第１項の規定による公衆の傍聴を拒否することができる。その動議は、国民議会の総議員の10分の１以上の支持を得た場合に限り審議され、その動議についての討議は、公衆に公開されないものとする。