第90条【国会の会期】、第91条【国会の閉会及び解散】、第92条【政府の不信任決議】
第５章【国会】
第５節【召集、閉会及び解散】
第90条 国会の各会期は、大統領が指定するボツワナ国内の場所において開催され、大統領が指定する時間に開始するものとする。
２ 国会の会期は、毎年１回以上とし、ある会期における国会の最終の会議と次の会期における国会の最初の会議との間に、６か月の期間を置いてはならない。
３ 国会が解散された場合、国民議会の選出議員の総選挙は、解散の日から60日以内に実施され、国会の会期は、総選挙の日から30日以内に開始するよう指定されるものとする。
第91条 大統領は、いつでも国会を閉会することができる。
２ この憲法の規定に従い、大統領は、いつでも国会を解散することができる。
３ 本条第４項の規定に従い、国会は、直ちに解散されない限り、解散後の最初の国会の会議の日から５年間存続し、その後解散されるものとする。
４ ボツワナが戦争状態にあるとき、国会は随時、本条第３項に規定する５年の期間を、一度に12か月を超えない期間延長することができる。ただし、国会の存続期間を、本項に基づき５年を超えて延長してはならない。
５ 国会の解散後、国民議会の選出議員の総選挙が実施される前に、ボツワナ又はその一部に戦争状態又は緊急事態が存在するために、大統領が国会を召集する必要があると認める場合、大統領は、解散された国会を召集することができる。その国会は、その期間中、国会とみなされるものとする。ただし、国民議会の選出議員の総選挙は続行され、再召集された国会は、速やかに解散されない限り、選挙が実施される日の前日に再び解散されるものとする。
第92条 国民議会が、投票権を有する総議員の過半数の支持を得て、ボツワナ政府の不信任を宣告する決議を可決した場合、大統領が辞任するか、又は国会を解散しない限り、国会は、その決議が可決された日から４日目に解散するものとする。