『平凡なおっさんだけど霊界探偵に採用されました【第1章】』第5節
氷河期世代のおっさんだけど、豊川稲荷で道に迷ったら霊界探偵に採用された件
第1章 霊界探偵
第5節 探偵稼業?
私がホテルから外に出ると、ボスが玄関の前で待っていた。「うまくやったようですね。彼女から抜け出して、外に逃げてきた悪霊は、私が始末しておきました。」
「おぉ、さすが霊界探偵事務所のボスですね。今日やったようなお祓いが、霊界探偵のお仕事なんですか?」
「いやいや、今日はただの肩慣らし。徐々に、もっと難しい仕事にもチャレンジしてもらう予定ですよ。」
ボスは、今日のお仕事の報酬を私に手渡しながら、そう言った。
(まぁ、こうして給料もいただけるし、人助けもできて、やりがいのある仕事だから、しばらくダブルワークで働いてみるか。)
私は今日から東三河の霊界探偵(ダブルワーク)として、不思議な道具(万能錫杖)を使い、不思議な事件を鮮やかに解決していくのだ・・・きっと(´・ω・`)
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