『異世界転生者はブラックサンダー使い【第1章】』第4節
『氷河期世代のおっさんだけど、異世界転生したらブラックサンダーの能力を付与された件』
第1章 反乱軍の娘
第4節 能力1(雷属性の攻撃魔法)
「お前、ここで何をしてる?何者だ?反乱軍の仲間か?!」モンスターAが私に詰問する。
(やばい・・・このままでは殺される。殺されなくても、かなりひどい目にあうだろう。もう、やぶれかぶれだ!)
「ブッ・・・ブラックサンダー。」
「えっ?なんだって?お前の名前か?ブラック・・・なんだって??」
「・・・?!ちくしょう!手を放せ!!ブラックサンダー!!!」
その瞬間、耳をつんざくようなものすごい音が鳴り響いた。
気が付くと、3匹のモンスターは黒焦げになって死んでいた。
黒焦げというより・・・ほとんど炭と化していた。
「黒い雷?!・・・すごい・・・」
手錠をかけられた女性が駆け寄ってきた。
「すごい!あなたはきっと、この地方で名のある魔法使い様なのですね!!こんなすごい雷属性の攻撃魔法、初めて見ました!!!」
「えっ?・・・まぁ、その・・・はい。お怪我はありませんか?」
女性はよく見ると、顔は普通だが、おっぱいがとても大きかった。
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