『スライムハンター・東一郎(4)【科学者との対決】』第3章
鬼畜不倫で全てを失った人気俳優・東一郎が、南信州の山小屋で狂気の科学者と対決するの巻
第3章 科学者と諜報員
一日かけて頭の中を整理した東は、今日も朝早く起きて、朝食の準備をしていた。火を起こしていると、誰かが歩いてくる音が聞こえてきた。
「木村さんですか?」
「おはようございます。東さん、朝食の準備ですか?」
木村だった。
東と木村は、淹れたてのコーヒーを飲みながら話していた。
「東さんの淹れたコーヒー、おいしいですね。」
木村が言った。そこに安藤が現れた。
木村は驚愕して絶句した。
「・・・えっ・・・」
「東さん、そいつを縛り上げてこちらに引き渡してください。」
安藤が冷酷に言った。
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