『妖怪保護活動家・氷室忍(2)【妖怪・コンドーム】』第1章
妖怪保護活動家・氷室忍が、豊橋の松葉町で妖怪・コンドームを保護するの巻
第1章 SKE48
加藤ルナはSKE48に所属する、豊橋市出身・在住のアイドルである。今日は豊橋駅近辺の居酒屋で、高校時代の同級生たちと飲んでいた。
飲み会は大いに盛り上がり、別のお店で二次会を開くことになった。
ルナは一応アイドルなので、夜の繁華街で酔っ払うわけにはいかない。
二次会には参加せずに、親友一人と一緒に帰ることにした。
ルナがその親友と松葉町の辺りを歩いていたときだった。
物陰から何かがひょっこり飛び出してきた。大きなコンドームのお化けである。
ルナたちは妖怪・コンドームに男性の体液をかけられた。
「キャーーッ!!」
その悲鳴を聞いて、近くにいた男が駆け寄ってきた。
「こんなところにいたのか!」
妖怪保護活動家・氷室忍である。
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