『永遠の旅人・神無月京介(5)【久保田アキラ編】』第6章
西三河の美人市長・久保田アキラが奇妙な法廷で、異世界の旅人・神無月京介に弁護されるの巻
第6章 市長室
市長は目が覚めた。いつの間にか眠っていたようだ。変な夢を見ていた気がするのだけれど、どんな夢だったかどうしても思い出せない。
市長は市長室の窓から見える、街の灯に目をやった。
街の様子はいつもと何も変わらない。
(この町を揺るがしているスキャンダル・・・私のスキャンダルはどうなるのだろうか。)
市長は決意を新たにした。
(戦わなくては・・・正義のために。)
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