『永遠の旅人・神無月京介(4)【長野メイ編】』第4章
大人気若手女優・長野メイがバイクで疾走中に、異世界の旅人・神無月京介と大爆走するの巻
第4章 軽トラック
神無月京介が彼らの前まで歩いてきた。京介はショッカーの隊長に言った。「彼女は私の大切な人だ。手を出したら許さんぞ!」
ショッカーの隊長は、余裕の笑みを浮かべながら言った。
「誰だか知らんが、お前一人でどうしようというのだ。」
京介は右手を彼らにかざして言った。
「失せろぉ!外道どもぉお!!」
京介はその右手から、ものすごい威力の衝撃波を発射した。
ショッカーはみんな吹き飛ばされ、一時的に失神してしまった。
メイはその様子を見て非常に驚いた。
「えっ?!・・・あのー・・・ありがとうございます。助けていただいて・・・」
京介は冷静に言った。
「彼らは失神しているだけです。今のうちに早く逃げましょう。」
京介はショッカーの軽トラックから、戦闘員たちを引きずり下ろした。
「メイさんは荷台に乗ってください。飛ばしますので、しっかりとつかまっていてください。」
メイは不思議に思い、京介に聞いた。
「えっ?でも、バイクで走ったほうが・・・」
「ハハハッ。軽トラックのほうがいいんです。」
そんなことで口論しても仕方がないので、メイは軽トラックの荷台に乗ることにした。
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