『スライムハンター・東一郎(5)【南信州の居酒屋】』第2章
鬼畜不倫で全てを失った人気俳優・東一郎が、南信州の居酒屋で別班のエージェントと打ち上げに興じるの巻
第2章 南信州の居酒屋
東と木村は車で居酒屋に移動することにした。車のラジオを聞きながらのドライブである。
東が木村に聞いた。
「どんなお店がいいですか?ご要望があれば言ってください。」
木村が気楽な感じで答えた。
「どこでもいいですよ。お任せします。東さんが行きたいお店に行きましょう。」
「了解です。じゃあ、やっぱり最寄りの居酒屋に行きましょうか。」
最寄りの居酒屋に着くと、二人は車を降りた。
田舎の居酒屋だけど常連客で賑わっているようだ。
店に入ると、木村はとりあえず生中を頼んだ。
東はノンアルコールのものを1本頼んだ。
乾杯した後、ビールを飲み干した木村は熱燗を頼んだ。
東はノンアルコールをちびちび飲んでいる。
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