『果てしなきスターレット(2)【白木花編】』第2章
人気女優・白木花が東栄町で、緋色のスターレットによるひき逃げ事件を目撃するの巻
第2章 スターレット
スターレットはようやく止まり、ドアが開いた。運転手が降りて、花のところまで歩いてきた。彼は花に聞いた。「こいつらは何ですか?」
花は彼に答えた。
「いえ・・・よく分からないんですけど、鬼なんだと思います。」
男は彼女に言った。
「そうですか。よく分かりませんが、消防か警察か役所に連絡して、片付けておいてください。」
花は驚いて言った。
「えっ・・・私、旅の者で、本当によく分らないんですけど・・・」
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