『エスパー・伊藤六郎(7)【昔田ミオ編】』第2章
エスパー・伊藤六郎が名古屋の栄にある光の教会ビルで、ハルサメ研究所の能力者から昔田ミオのことを説明されるの巻
第2章 サイゼリヤ
三人はサイゼリヤで食事をしながら話していた。ナオは伊藤に説明した。「詳しいことは私にもよく分からないんだけど、来週の月曜日に光の教会名古屋支部に顔を出してほしいの。場所は分かるかしら?」
伊藤はハルナの顔を見た。ハルナはナオに言った。
「栄にある光の教会ビルの7階ですよね?」
ナオは微笑んで言った。
「そうです。ハルナさんは来たことあるのかしら?」
ハルナも微笑んで答えた。
「はい、一度だけですけど、なにかの手続きのために訪れたことがあります。職員の方がとても親切に対応してくださいました。」
ナオは二人に言った。
「そうでしたか。今回はどのような手続きのためか分かりませんけど、伊藤さんは普段着で気軽に行けばいいと思いますよ。」
・『エスパー・伊藤六郎(7)【昔田ミオ編】』目次に戻る。