『永遠の旅人・神無月京介(6)【ピュアちゃん編】』第5章
かつて大人気だったタレント・ピュアちゃんが東尋坊で、異世界の旅人・神無月京介の激闘に巻き込まれるの巻
第5章 スクリュー・ドライバー
神無月はベアクローを両手にはめると、アイスノンに突進していった。「スクリュー・ドライバー!!」
彼はそう叫ぶと、クルクルクルクル高速でスピンしながらアイスノンに向かって飛んでいった。
ズッバーーーーン!!!
スクリュー・ドライバーがアイスノンの体を貫いた。
「くそっ・・・地球人が・・・宇宙の帝王であるこの私を・・・」
アイスノンはその場に倒れて絶命した。
「ありがとう。」
神無月はピュアちゃんにベアクローを返すと、どこかに去っていった。
ピュアちゃんは感動して泣いていた。
「あぁ・・・あれが本当のスクリュー・ドライバーなんだ。私のは偽物だったんだ・・・」
彼女は立ち上がると、フラフラと歩いていった。
「とりあえず、どこかでなにか食べよう。」
・『永遠の旅人・神無月京介(6)【ピュアちゃん編】』目次に戻る。