『エスパー・伊藤六郎(4)【三神ユア編】』第6章
エスパー・伊藤六郎が熱田神宮で、セクシーな人気タレント・三神ユアに襲われるの巻
第6章 研究所の新兵器
伊藤は地下鉄に乗っていた。真っ暗な車窓の景色をぼんやり眺めながら、物思いにふけっていた。(超能力を封じるエネルギーの結界を張る装置。超能力が使えないとき、どうやって戦えばいいんだ?逃げるしかないだろう。しかし、逃げ回っていればなんとかなるような連中ではない。)
彼は考え続けていた。
(あの結界の中でも戦うことができる方法を見つければ、きっと戦いの切り札になるだろう・・・)
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