『東三河今昔【創作】物語集(3)【新柿ユイ編】』第3章
東三河を旅行中の人気女優・新柿ユイは、妖怪・柿太郎にさらわれ、霊能探偵に救出された直後に大爆発を目撃するの巻
第3章 道の駅のカレーうどん
新柿ユイは人気女優である。若い頃にポッキーのCMがきっかけでブレイクし、その後も順調に一流芸能人としての道を歩んできた。
ユイは今日、プライベートで東三河を訪れていた。道の駅で名産品を買ったり、おいしいグルメを堪能していた。
食堂で名物のカレーうどんを食べた後に、ドリンクを飲みながらのんびり過ごしていた。
「ぎゃぁああーーー!!!大変だぁあ!柿太郎だぁあーー!!危ねぇえぞぉおお!!!」
突然、大きな悲鳴が聞こえてきたと思ったら、道の駅にいる人々がパニックに陥って逃げ惑っている。
ユイはなにがなんだか分からずに、ただただうろたえていた。
それでもようやく外に出てみると、そこには見たことのない化け物が闊歩していた。ユイはつぶやいた。
「あれが・・・柿太郎?!」
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