『幽玄鉄道の夜(11)【設楽原の最凶騎馬軍団】』第4章
有名な演技派女優・間木ヨウコが、幽玄鉄道の旅人と設楽原で武田の騎馬軍団を目撃するの巻
第4章 武田の騎馬軍団
草野とヨウコが館内をゆっくり歩いていると、突然大きな悲鳴が聞こえてきた。「わぁああーー!!武田の騎馬軍団が攻めてきたぞぉおおーーー!!!」
二人は驚いて顔を見合わせた。資料館の職員が出てきて、館内を叫んで回った。
「武田の騎馬軍団だぁああーー!!みんな逃げろぉおおーーー!!!」
草野はヨウコの手を引いて、資料館から飛び出した。
「ヨウコさん、走って逃げましょう!捕まったら殺されてしまいます!!」
草野とヨウコは全力で走った。
振り返って後ろを見ると、武田の騎馬軍団が槍や刀で観光客を斬殺しているようである。
弓矢も容赦なくビュンビュン飛んでくる。
「草野さん、ダメです!向こうは馬です、走っても追いつかれます!!騎馬軍団、ものすごいスピードですよ!!!」
ヨウコが大声で叫んだ。草野も絶叫した。
「とにかく逃げましょう!走り続けないと、追いつかれます!!」
二人は無我夢中で走り続けた。
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