『東三河今昔【創作】物語集(17)【竹タカコ編】』第5章
東三河のパン祭りに現れた妖怪・アンパン男が巨大化し、スタッフとして参加していた霊能探偵が魔界に送還するの巻
第5章 アンパン男の咆哮
神谷はアンパン男にはっきり言った。「アンパン男よ!お前が手に持っているアンパンをよく見るんだ。そのアンパンはいつ焼いたものなんだ?もうカビだらけじゃあないか。」
アンパン男は両手のアンパンをじっと見つめていた。そして涙を流しながら、そのアンパンを食べてしまった。
「俺のアンパン・・・俺のアンパンを・・・食べとうせぇええ!!!」
アンパン男は巨大化しながら咆哮した。その咆哮は会場の地面を揺るがすほどだった。
駆けつけたタカコが神谷に言った。
「神谷さん!一体、何が起こったんですか!?」
神谷はタカコに説明した。
「誰にもアンパンを食べてもらえないことに絶望したアンパン男が突然、巨大化したんです!恐らく、他のパン屋を踏みつぶすつもりです!!」
タカコはあっけにとられて言った。
「そんな・・・」
・『東三河今昔【創作】物語集(17)【竹タカコ編】』目次に戻る。