『東三河今昔【創作】物語集(17)【竹タカコ編】』第2章
東三河のパン祭りに現れた妖怪・アンパン男が巨大化し、スタッフとして参加していた霊能探偵が魔界に送還するの巻
第2章 妖怪・アンパン男
神谷はタカコに言った。「へぇー。でも、まさか、私に参加しろと言うんじゃあないでしょうね。パンを焼けないことはありませんが、私の作るパンなんて人様に食べさせられるレベルじゃあありませんよ。」
タカコが笑って言った。
「フフフッ。ちゃんとした依頼ですよ。神谷さんは噂の妖怪・アンパン男のこと、知ってますか?」
神谷は愛想よく答えた。
「妖怪なら霊能探偵の出番ですね。アンパン男の話なら聞いたことがあります。なんでも高知から流れてきた妖怪で、アンパンみたいな顔をしているとか。どこからともなくやって来て、賞味期限がとっくに切れたアンパンを無理やり食べさせようとする、少し迷惑な妖怪ですよね。」
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