『東三河今昔【創作】物語集(18)【木の芽ナナ編】』第2章
東三河の子どもたちのために、霊能探偵がミニスカポリス・木の芽ナナと協力してもったいないオバケを退治するの巻
第2章 依頼内容
神谷は単刀直入にナナに聞いた。「依頼内容は、そのもったいないオバケの退治ですか?」
ナナは頷いて神谷に答えた。
「はい。霊能探偵の神谷さんのお力で、そのオバケを退治していただけないでしょうか。このままでは、子どもたちは安心してお菓子を買うことができないでしょう。」
神谷は腕を組んで考え込んでいたが、やがて口を開いた。
「ナナさん。申し訳ありませんが、その依頼、お引き受けできません。」
ナナは少し驚いて言った。
「えっ!?なぜですか?」
神谷は理由をナナに説明した。
「そもそも、もったいないオバケが出てくるようなことをするからいけないんです。冷たい言い方ですが、自業自得です。妖怪には妖怪の命があるんです。無闇に退治すればいいというものではないと私は思うんです。」
ナナは残念そうな表情で言った。
「そうですか・・・残念です。でも、確かに、神谷さんの言うとおりかもしれませんね。」
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