『東三河今昔【創作】物語集(19)【鈴樹アンジュ編】』第5章
エエジャナイカ教団のおぞましいフェスティバルを阻止するために、霊能探偵が妖怪・エエジャナイカを退治するの巻
第5章 式神
神谷とアンジュはエエジャナイカ教団本部を後にした。アンジュが神谷に聞いた。「今回はあいさつだけだったんですね。あの教団内部に恐ろしい妖怪がいるんです。どうやって引っ張り出しましょう?」
神谷は彼女に答えた。
「引っ張り出す必要はありません。」
神谷は呪文を唱えた。彼は先ほど教団を訪問した際に、ソファーの裏に式神の札を隠してきたのだ。
札は妖怪・エエジャナイカが鎮座する部屋に忍び込むと、強力な魔獣に姿を変えた。
「エッ!?エエジャナ・・・」
魔獣はエエジャナイカを一瞬で食い殺し、姿を消してしまった。神谷はアンジュに言った。
「今、式神を使ってエエジャナイカを退治しました。」
アンジュは驚いて言った。
「いつの間に・・・さすがですね。」
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