『東三河今昔【創作】物語集(20)【竹井レナ編】』第1章
チェーンソーマン事件で恐ろしい鬼と対峙して絶体絶命の霊能探偵が、レベチな召喚師・竹井レナが召喚した天狗に救われるの巻
第1章 チェーンソーマン
今は昔、東三河の山林でチェーンソーマン事件が発生した。何者かがチェーンソーを持って勝手に山林に入り、無許可で大木を切り倒すのだ。
倒した大木を放置して逃げるので、材木を盗むのが目的ではないらしかった。
東三河の霊能探偵・神谷龍之心は、森林組合の理事・木村と話していた。神谷は木村に言った。
「しかし、木村さん。そいつはチェーンソーで木を伐採して、切り倒した木を放置して逃げるんですよね。少なくとも森林窃盗ではないですね。」
木村は神谷に説明した。
「森林窃盗には該当しませんが、勝手に他人の山林で木を伐採するのは立派な犯罪です。しかも、奴は大木ばかり狙って切るんです。」
神谷は首を傾げて言った。
「材木を盗むのが目的じゃないとしたら、大木を切り倒すこと自体が目的なんですかね?」
木村は頷いて言った。
「恐らくそうでしょう。森林組合のみんなは、奴のことをチェーンソーマンと呼んでいます。」
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