『東三河今昔【創作】物語集(21)【指腹リノ編】』第5章
総合公園のイベントでフォーチュンクッキーをもらった霊能探偵が、運命の女・サリナにこの世の真理を教えられるの巻
第5章 リカちゃん電話
神谷と塩田は、一緒にイベントを一通り楽しんだ後に別れた。神谷は塩田と別れると、一人で近所のカフェに入った。彼はコーヒーを注文してから、さっそく紙片の番号に電話をかけてみた。神谷は確信していた。
(これはリノさんの電話番号に違いない。仕事ばかりの毎日で欲求不満の彼女が、私に電話番号を教えるためにこれを渡したんだ。)
神谷はスマホからの音声に集中した。
「プルルルッ、プルルルッ、プルルルッ、ガチャ・・・」
彼はスマホに話しかけた。
「もしもし・・・」
スマホから女性の声が聞こえる。
「もしもし、リカちゃんだよ!」
番号はリカちゃん電話だった。神谷は落胆しながらも会話を続けた。
「リカちゃん、こんにちは!リカちゃんは今、何色のパンティを履いてるのかな?」
「・・・ガチャン!ツーーーッ、ツーーーッ、ツーーーッ・・・」
リカちゃん電話は切れてしまった。
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