『東三河今昔【創作】物語集(23)【ビューティフルサマー美夏編】』第6章
東三河に初進出のサティアンが悪魔城と化し、霊能探偵が美人エクソシスト・ビューティフルサマー美夏と共にデーモン・コアを退治するの巻
第6章 幻影
神谷は白昼夢を見ていた。極上のニューハーフたちが現れ、彼を誘惑するのだ。神谷はつぶやいた。「美しい・・・夢のようだ・・・」
美夏は彼の肩を揺さぶって叫んだ。
「神谷さん、しかりして!」
神谷は極上の夢を見ながら、つぶやき続ける。
「フフフッ。僕の御珍珍は1本しかないからなぁああ・・・」
美夏は神谷に向かって呪文を唱えた。
「淫夢よ!消え去れ!!神谷さん、目を覚まして!!!」
シュパァアアアーーーーンッ!!!!
神谷は夢の中で神聖な光に包まれた。
「眩しい・・・光が・・・ここはどこだ?」
目を覚ました神谷に美夏が言った。
「神谷さん、しっかりして!早くデーモン・コアを・・・」
神谷は破邪の呪文を唱えた。
「デーモン・コアよ!楽しい夢をありがとう!!しかし、人間は、そんな幻影の中で生きるわけにはいかないんだ!!!」
まばゆい閃光がデーモン・コアを貫いた。
「ウヴォオオァアアアーーーー!!!!」
デーモン・コアは断末魔の叫びを上げて崩れ落ち、そのまま灰となってしまった。
その灰を見つめながら神谷はつぶやいた。
「ありがとう。さようなら。我が友よ・・・」
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