『東三河今昔【創作】物語集(24)【月野アカリ編】』第4章
霊能探偵とニューハーフ刑事・月野アカリが、東三河の繁華街で妖怪・フランクフルト男を尾行するの巻
第4章 わいせつ物チン列罪
神谷とアカリはコートの男を尾行した。コートの男は、居酒屋や風俗店が連なる通りをうろうろしていた。やがて、意を決したように、踵を返してこちらに歩いてきた。
神谷とアカリはコートの男の反転に虚を突かれたが、平静を装い、カップルのふりをして立ち話を始めた。
アカリが小さな声で神谷にささやいた。
「気付かれましたかね?」
神谷もまた小声で彼女に答えた。
「いえ、多分大丈夫でしょう。」
コート男は二人の前で立ち止まった。
そしてあろうことか、二人の前でコートの前を開き、股間のフランクフルトを見せて言った。
「俺の・・・俺のフランクフルト!・・・食べてみりん!!」
アカリはフランクフルト男に警察手帳を見せて叫んだ。
「フランクフルト男!わいせつ物陳列罪で逮捕します!!」
神谷は彼女をたしなめて言った。
「アカリさん、逮捕じゃなくて退治するんでしょ!それに、わいせつ物陳列罪じゃなくて、公然わいせつ罪ですよ。」
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