『東三河今昔【創作】物語集(24)【月野アカリ編】』第6章
霊能探偵とニューハーフ刑事・月野アカリが、東三河の繁華街で妖怪・フランクフルト男を尾行するの巻
第6章 クリスマス・イブ
神谷は反重力呪文を唱えた。「重力に引かれし魂よ!今、そのくびきから解き放たん!!」
反重力エネルギーにより、フランクフルト男の体は天高く舞い上がった。
しばらく上空を漂っていたフランクフルト男は、やがて大きな爆発音を上げて破裂した。
ズッドォオオオーーーー!!!
フランクフルト男の体が上空で爆発し、東三河の繁華街にフランクフルトの肉片や肉汁が降ってきた。
アカリの手のひらに白い液体が落ちてきた。
「これ、何だろう?」
アカリがそうつぶやくと、神谷が答えた。
「あのフランクフルトは、チーズ入りフランクフルトだったんですね。」
雪が降ってもおかしくないほど寒い、クリスマス・イブの夜の出来事だった。
・『東三河今昔【創作】物語集(24)【月野アカリ編】』目次に戻る。