『東三河今昔【創作】物語集(24)【月野アカリ編】』第2章
霊能探偵とニューハーフ刑事・月野アカリが、東三河の繁華街で妖怪・フランクフルト男を尾行するの巻
第2章 刑事部長の意見
神谷は少し驚いてアカリに聞いた。「その変わった妖怪を警察が逮捕する・・・何の罪で逮捕するんですか?」
アカリは真面目な表情で神谷に説明した。
「嫌がる被害者に無理やり食べさせたのであれば、不同意性交等罪が成立するという意見、それに単なる強要罪だという意見もあります。」
神谷は感心して言った。
「はぁー、そんなことを真剣に検討しているんですか。すごい話ですね。それで、アカリさんはなんでまた、私のところに相談に来たんですか?」
アカリは本題に入った。
「それが、刑事部長の意見なんですが、そもそもそんな妖怪、刑事手続で裁く必要があるのかと・・・」
神谷は話の流れを理解して言った。
「あぁ、なるほど。妖怪事件として霊能探偵に退治させれば、わざわざ警察が動いて刑事事件にする必要はないですもんね。」
アカリは微笑んで彼に言った。
「えぇ、そういうわけです。よろしくお願いしますね。」
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