『東三河今昔【創作】物語集(26)【竹嶋ナナコ編】』第4章
東三河の米騒動を調査するために秘密結社の倉庫に踏み込んだ農政事務所の調査官・竹嶋ナナコと霊能探偵が、妖怪・ダッフンダアのダッフンダアを目撃するの巻
第4章 立入検査
ナナコは内心、正義の怒りで燃えていたが、あくまでも冷静に通告した。「石井さん、おかしな言い訳をしないでください。東三河の米価が高騰しているんですよ!尋常な量ではありません。KKK東三河支部の敷地に大きな倉庫がありますよね?これからその倉庫に立ち入り、検査させていただきます!」
石井は少し狼狽して言った。
「えっ!今からですか!?そんな・・・いくらなんでも横暴ですよ!!」
ナナコは強気に言った。
「ただの倉庫なんですよね?そんなに慌てる必要、ないんじゃありませんか?それとも・・・見られてはまずいものでも隠しているんですか?」
石井は情けない顔で絶句した。
「それは・・・」
ナナコは座っていたソファーから立ち上がると、神谷に言った。
「それでは、神谷さん。これからあの倉庫に立ち入り、大量に保管されているお米を確認させてもらいましょう。」
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