『東三河今昔【創作】物語集(26)【竹嶋ナナコ編】』第3章
東三河の米騒動を調査するために秘密結社の倉庫に踏み込んだ農政事務所の調査官・竹嶋ナナコと霊能探偵が、妖怪・ダッフンダアのダッフンダアを目撃するの巻
第3章 KKKの言い分
ナナコは神谷を連れてKKKの東三河支部を訪れた。受付の職員に案内された応接室で待っていると、やがて東三河支部長のヘビースモーカー・石井がやって来た。
「どうもお待たせいたしました。KKK東三河支部長の石井です。」
石井に対し、ナナコは自己紹介した。
「私、農政事務所の調査官・竹嶋ナナコと申します。彼は霊能探偵の神谷さんで、念のために同行してもらいました。」
石井は真面目な顔で二人に聞いた。
「調査官と霊能探偵がKKKに何の用ですか?」
ナナコは石井に単刀直入に言った。
「KKKが東三河でお米を大量に買い占めているという通報がありましたので、調査に参りました。」
石井は相変わらず真面目な表情で言った。
「買い占めているわけではありません。必要に迫られて、必要な量を購入しているだけです。」
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