『東三河今昔【創作】物語集(27)【伊東サイリ編】』第6章
東三河のデビルサイダー四天王によるピラティスを阻止するために、ゴッドサイダー・伊東サイリと霊能探偵が2つのティラミスを破壊するの巻
第6章 大魔王・ビーフストロガノフ
物陰に隠れて様子を見ていた神谷は、破邪の呪文を準備していた。「あんなのが召喚されたら、一溜まりもない。出てくる前に阻止しないと・・・」
神谷は極大破邪呪文を唱えた。聖なる閃光が、春子の置いたティラミスを貫いた。
強力な聖光に貫かれたティラミスは灰になってしまった。
1つの頂点を失った召喚ホールは直角二等辺三角形となり、面積が半分となった。神谷が叫んだ。
「ダメだ!あともう一個つぶさないとホールが閉じない!!」
その時である。別の閃光が、秋子の置いたティラミスを貫いた。
神谷が驚いて振り向くと、サイリが極大破邪呪文を唱えていた。
秋子のティラミスも灰となり、召喚ホールが完全に塞がると、ホールから出ていたビーフストロガノフの右腕も灰となってしまった。
サイリが神谷に言った。
「ありがとう、神谷さん。もう、ダメかと思いました。」
神谷は彼女に言った。
「ゴッドサイダーの呪文もすごいですね、サイリさん。あぁ、よかった。ところで・・・」
神谷はそう言いかけて、絶句した。気が付くと、デビルサイダー四天王はいつの間にか、姿を消していたのだった。
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