『幽玄鉄道の夜(9)【本宮の湯の巨大娘】』第1章
幽玄鉄道の旅人・草野崇が国民的な実力派女優・古池エイコと、本宮の湯で巨大娘を目撃する夢を見るの巻
第1章 古池エイコ
草野崇は幽玄鉄道に乗り、相変わらず旅を続けていた。無限の幽玄鉄道の車窓から見える景色は、月明かりに照らされ、いつまでも、どこまでも、美しく幻想的である。
草野はうとうとしながら、流れる景色をぼんやり見ていた。
草野は、向かいの座席に女性が座っていることに気が付いた。彼はつぶやいた。
「あれ、いつのまに・・・」
「こんばんは。」
彼女があいさつしたので、草野は女性の大きな胸を見ながら言った。
「こんばんは。私は一人で旅をしていて、豊橋駅から乗ってきたんです。あなたはどこから・・・」
そこまで言い、草野は彼女の顔を見て驚いた。彼女は国民的な実力派女優・古池エイコだった。
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