『東三河今昔【創作】物語集(32)【佐藤レイ編】』第4章
珍宝堂のイベントにニューハーフの友人・佐藤レイと参加した霊能探偵が、マッドサイエンティストの生き様を目撃するの巻
第4章 特殊な魔法陣
ヘンリーが魔力を発動させた。特設舞台の下から発せられる妖しい光が、舞台上の参加者全員を包み込む。神谷が驚いて言った。
「まずい!舞台の下に、特殊な魔法陣が描かれているんだっ!!」
珍宝堂専務の加藤がヘンリーに向かって叫んだ。
「ヘンリー君、話が違うじゃないか!バカなことはやめろっ!!」
ヘンリーは絶叫した。
「うるさい!俺は性者の石の研究に人生を賭けているんだ!!性者の石を完成させ、グローバルな製薬会社に売り込むのだっ!!!」
レイが神谷に言った。
「霊能探偵・神谷の出番ですよ!魔法かなんかで、あの研究者をなんとかしてくださいっ!!」
神谷は深刻な表情で言った。
「・・・ダメなんです。さっきから試しているんですが・・・この魔法陣の中では、魔術が使えないようです。」
レイは驚いて神谷を見つめた。神谷は冷や汗をかいている。レイはつぶやいた。
「そんな・・・」
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