『東三河今昔【創作】物語集(32)【佐藤レイ編】』第3章
珍宝堂のイベントにニューハーフの友人・佐藤レイと参加した霊能探偵が、マッドサイエンティストの生き様を目撃するの巻
第3章 性者の石
参加者全員が特設舞台に上がった。みんな期待と不安でワイワイガヤガヤ騒いでいた。やがて一段高い壇上に一人の男性が上がり、話を始めた。
「どうも、はじめまして。私は珍宝堂の研究員・ヘンリーです。目論見通り、スケベでどうしようもない男ばかり集まったようですね。」
それを聞いた参加者から笑い声が上がった。まだ誰も、これから何が起こるか理解していなかった。
ヘンリーが話を続ける。
「私はこれまで、永遠に勃起し続けることができるという伝説のアイテム・性者の石を研究してきた。そして遂に、その製造方法を突き止めたのだ!」
参加者から歓声が上がった。
「すごいぞぉお!」「やったぁあ!」「早く完成させて、販売してくれっ!」
ヘンリーはしばらく沈黙してから、おもむろに口を開いた。
「しかし、尊い犠牲が必要だ。等価交換の法則。性者の石に必要なもの、それは・・・ここにいるお前たちの精力だぁあ!!」
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