『東三河今昔【創作】物語集(36)【安東ミキ編】』第2章
昔の恋人・安東ミキの娘を誘拐した悪の組織・サソリの残党を、東三河の霊能探偵が退治するの巻
第2章 昔の恋人
神谷は悲しそうな表情でミキに言った。「ミキさん。いつになったら娘に会わせてくれるんですか?あなたは突然、私の前から姿を消してしまった。私はあなたのこと、本当に心配していたんですよ。そして、あなたの決意を知り、どんなに悲しかったか。」
ミキは毅然と言い返した。
「あの子は私が一人で、立派に育ててみせます。あの子は神様から授かったんです。あなたの子ではありません!」
神谷は相変わらず悲しそうな表情で絶句してしまった。
「そんな・・・」
その時、ミキのスマホに着信があった。ミキは神谷を無視するように電話に出た。
「もしもし・・・えっ!なんですって!!」
ミキは明らかに動揺していた。神谷は彼女に聞いた。
「どうしたんですか?何かあったんですか?」
ミキが呆然とつぶやいた。
「娘が・・・愛が誘拐された・・・」
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