『東三河今昔【創作】物語集(38)【水木ナナ編】』第4章
誘拐された友人の娘を救出するために山奥の廃寺に乗り込んだ霊能探偵が、謎の黒魔術師による雨乞い伝説を目撃するの巻
第4章 山奥の廃寺
神谷と竹田は、東三河の山奥を走る林道を歩いていた。竹田は神谷に聞いた。「こんな山奥に、本当にそんなお寺があるのかい?」
神谷は振り向いて竹田に答えた。
「うん、もう廃寺のはずなんだけどね。噂では、妖しい黒魔術師が信者を集め、夜な夜な不気味な儀式をしているとか。」
竹田は驚いて言った。
「まさか!?その黒魔術師の関係者が私の娘を連れ去ったと、君は考えているのかい?」
神谷は竹田に言った。
「可能性に過ぎないけどね。行ってみて、何もなければ他を当たるだけだよ。」
二人は無言で、しばらく歩き続けた。そして、やがて廃寺にたどり着いた。
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