R7年度第1回高認物理基礎大問3解説
大問3
問1【分子の運動】
次の文中の空欄にあてはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。水で薄めた絵の具を顕微鏡で見ると、絵の具の微粒子が小刻みに複雑な動きをしているようすが観察できる。
これは、水分子が不規則な運動をして、絵の具の微粒子に衝突するために生じる現象である。
このような現象を【ブラウン運動】という。
一般に、物質を構成している個々の原子や分子は不規則な運動をしている。
この運動のことを熱運動という。
そして。熱運動の激しさを表す物理量が【温度】である。
問2【水の融解熱】
0℃の氷0.2gをすべて0℃の水にするために必要な熱量は何Jか。ただし、水の融解熱を334J/g、蒸発熱を2257J/gとする。
・$334 \times 0.2 = 66.8$(J)
問3【回路図】
図のように、3つの抵抗と電池をつないで回路をつくった。この回路を表す回路図として正しいものはどれか。・④である。
問4【変圧器と送電線の電力損失】
次の文中の空欄にあてはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。発電所で発電された交流の電気は、【変圧器】によって大きい電圧に変換されてから送電される。
交流は、【変圧器】を用いて容易に電圧を変えられるという特徴をもち、これは直流にはない利点である。
交流の電気は、送電線によって家庭や工場などに送られる。
送電線には電気抵抗があり、ジュール熱による電力損失が生じる。
発電所から電力を送る際には、送電線を流れる電流を【小さく】し、電圧を【大きく】することで、この損失を最小限に抑えることができる。
問5【蓄電システム】
次の文中の空欄にあてはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。 電力の安定供給のためには、電力を一時的に貯めて必要なときに使うための装置やしくみである蓄電システムが必要とされている。蓄電システムで最も利用されているのは、蓄電池を用いたもので、これは電気エネルギーを【化学】エネルギーに変換して蓄えている。
また、図のように、発電所の上部と下部に貯水池をつくり、水をくみ上げるしくみをもった水力発電のことを揚水発電という。
夜間など電力需要の少ない時間帯に、他の発電所の余剰電力で水をくみ上げておき、昼など電力需要の多い時間帯に水を流して発電をするものである。
揚水発電は、電気エネルギーを【力学的】エネルギーに変換して蓄える大規模な蓄電システムととらえることもできる。
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