オリヴァー・ヘヴィサイド。

１　尊敬する人物

　個人的に、法学政治学の分野ではベンサム、小室直樹先生、技術者、数学者ではヘヴィサイドを尊敬している。
いつかそれぞれ別々の記事にまとめたいと考えていたのだけれど、彼らがあまりにも偉大であり、自分のような浅学非才が言及するのも恐れ多くて、これまで躊躇していた。

しかし、個人的なブログに自分のためにまとめるだけならば、完全な形でなくてもよいので、書いてみることにした。

２　電気の奇才

　少し難しい電気の資格を勉強していると、ラプラス変換を完全に理解できないまでも、とりあえず計算で使えるようにする必要がでてくる。

電気計算でラプラス変換を使うアイディアは、ヘヴィサイドが最初だと言われている。
ヘヴィサイドはこれ以外にも、電気技術の世界で数々の功績を残しており、電気の世界でヘヴィサイドの名前を知らない人間はもぐりだとさえ言われるほどである。

性格が少々偏屈だったらしく、その晩年には奇行ばかりが目立って、周囲からは変人扱いされて暮らしたようである。

・★変な科学者の話（２）ヘヴィサイド（テスラ研究家・新戸雅章の静かなる熱狂の日々）
・三角関数と電気回路｜電気と数学の関係（空間情報クラブ）
・第40話　数学を創った電気技師（FEMINGWAY）

３　孤高の科学者

　そもそもヘヴィサイドのキャリアは技術者として始まったそうで、電気数学の分野でその才能を開花させたけれど、そういう意味では数学者というよりは科学者であり、応用数学の人だったのだろう。

「数学は実験的科学であり、定義が先にくるわけではない」、「私は消化のプロセスを知らないからといって食事をしないわけではない」といった名言から、その自負を伺い知ることができる。（オリヴァー・ヘヴィサイド（ウィキペディア））

・電気と数学とその本質。：https://tanakah17191928.blogspot.com/2018/09/blog-post_66.html

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