第17条【政治的活動】、第18条【行政裁判】、第19条【文化】
第３章【基本的人権及び自由】
第17条 全ての市民は、政府の構成及び政策に影響を与えることを目的とする平和的な政治活動に参加する権利を有する。全ての市民は、政党を結成し、これに参加する権利を有し、また、民主主義社会において必要とされる法律の定める資格に従い、直接又は自由に選ばれた代表者を通して、公務の遂行に参加する権利を有する。
２ 18歳に達した市民は選挙権を有し、21歳に達した市民は、特別の定めがある場合を除いて、公職に選挙される権利を有する。
３ 第２項によって保障される権利は、疾患又は公共の利益若しくは道徳上の、民主主義社会において必要とされる理由に基づき、特定の種類の者に関してのみ、議会によって無効、停止又は侵害することができる。
第18条 行政機関及び行政官は、公正かつ合理的に行動し、コモン・ロー及び関連する法律によりその機関及び行政官に課される要求を遵守しなければならない。その行為及び決定に不服がある者は、管轄裁判所又は裁判に対して救済を求める権利を有するものとする。
第19条 全ての者は、この憲法の定める条件に従い、及び本条によって保護される権利が他者の権利又は国家の利益を侵害しないことを条件として、任意の文化、言語、伝統又は宗教を享受、実践、公言、保持及び推進する権利を有するものとする。