第75条【国民議会の会議】、第76条【発言の自由、権限、特権及び免責】、第77条【国民議会の手続き】
第６編【立法府】
【国民議会の手続き】
第75条 議長は、総選挙後30日以内に、官報で通知することにより、その会期の国民議会の最初の会議の期日を指定するものとする。
２ 議会の会期中、国民議会の会議は３回以上開催されなければならず、議長が指定する日時に開催されるものとする。
３ 第２項の規定にかかわらず、大統領又は議会議員の３分の２は、所定の方法により書面をもって、議長に国民議会の召集を請求することができる。
第76条 議会議員は、国民議会において発言及び討論の自由を有し、その自由は、裁判所又は裁判において排斥され、又は疑義を呈されることはない。
２ 議会議員は、所定の権限、特権及び免責を有するものとする。
第77条 本条及び第78条に従い、国民議会はその手続きを自ら定め、その議事の執行について議事規則を制定するものとする。
２ 国民議会の手続きは、以下の事由によって無効となることはない。
（a）議員の欠員。
（b）国民議会の手続きに出席又は参加する権利を有しない者の出席又は参加。
３ 国民議会の会議の議事は、以下の者が主宰する。
（a）議長
（b）議長が欠席の場合は、第一副議長。
（c）第一副議長が欠席の場合は、第二副議長。
（d）第二副議長が欠席の場合は、議員がその会議のために選出する他の議会議員。
４ 国民議会の会議の定足数は、議会議員の３分の１とする。