第81条【議会の任期及び停会】
第６編【立法府】
【国民議会の手続き】
第81条 議会の任期は、総選挙後に議会議員が就任宣誓した日から始まり、議会が解散された日に終わる５年とする。
２ 国民議会は、共和国が戦争状態にあるとき、議会議員の単純多数決による決議によって、一度につき12か月以内の期間、議会の任期を延長することができる。
３ 議会は、次の総選挙が実施される90日前に解散するものとする。
４ 第５項、第６項及び第７項に従い、国民議会がその立法府としての職務を客観的かつ合理的に遂行することができず、行政府が共和国を効果的に統治することができない場合、大統領は議会を解散することができる。
５ 大統領が第４項に従って議会を解散しようとする場合、大統領は公衆に通知し、７日以内に憲法裁判所に付託しなければならない。
６ 憲法裁判所は、第５項に従い付託された事案を受理してから７日以内に審理しなければならない。
７ 憲法裁判所は、第４項の状況が存在すると決定した場合、大統領に通知し、大統領は議会を解散するものとする。
８ 議会が第３項及び第４項に基づき解散された場合、大統領は、大統領当選者が就任するまで、第104条に従い、行政府の職務を引き続き遂行するものとする。
９ 議会が第３項及び第４項に基づき解散された場合、解散後90日以内に総選挙を実施しなければならない。
10 大統領は、戦争状態、公共の緊急事態又は公共の緊急事態の脅威がある場合、議会の解散後、総選挙の実施前に、解散された国民議会を再召集することができる。
11 大統領は、議長と協議の上で、宣言により議会を停会することができる。