前文
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人類の全ての成員の、固有の尊厳及び平等で不可侵の権利を承認することは、自由、正義及び平和のために不可欠である。
上記の権利には、人種、肌の色、民族的出身、性別、宗教、信条又は社会的若しくは経済的な地位にかかわりなく、生命、自由及び幸福の追求に対する個人の権利が含まれる。
上記の権利は、民主主義社会において最も効果的に保持及び保護され、政府は、自由に選挙された国民の代表に対して責任を負い、主権憲法及び自由で独立した司法に基づき運営される。
これらの権利は、植民地主義、人種差別及びアパルトヘイトによって、長い間ナミビアの人々に否定されてきた。
我々ナミビア国民は、
植民地主義、人種差別及びアパルトヘイトとの闘いにおいて、ついに勝利を収めた。
我々自身及び子どもたちのために、我々の長い闘争の成果を大切にし、これを守る決意を表明する憲法を採択することを決意する。
個人の尊厳並びにナミビア民族の団結及び統合を、世界各国との関係において、我々全員の間で促進することを望む。
民族の和解を達成し、平和、団結及び単一国家への共通の忠誠心を育むために努力する。
これらの原則を約束し、ナミビア共和国を、全ての市民に対して正義、自由、平等及び友愛を保障する、主権を有する世俗の民主主義及び単一国家として建設することを決意した。
よって今ここに、我々ナミビア国民は、我々の主権独立共和国の基本法として、この憲法を受諾及び採択する。