第55条【国民議会の設立、非常事態の宣言、組織法】、第56条【定足数、単純多数決による討議の終結】、第56条の2【国民への活動報告】

第５章【国民議会】

【議会の職務】

第55条　国民議会は、その憲法上の組織法によって定められる方法で設立され、その会期を開始するものとする。
　いかなる場合も、憲法上の非常事態の宣言を審理するために、常に完全に召集されていると解されるものとする。
　第１段に規定する憲法上の組織法により、憲法上の告発の処理、第74条の規定による緊急事態の承認、及び法律の内部処理に関するあらゆる事項を定めるものとする。

第56条　代議院及び元老院は、その議員の３分の１以上の出席がなければ、会議を開き、又は決議を採択することができない。
　各議院は、その議事規則において、単純多数決による討議の終結を定めるものとする。

第56条の2　毎年７月中、元老院議長及び代議院議長は、本会議において、その主宰する議院が実施した活動について全国に公表するものとする。
　各議院の議事規則により、この報告の内容、及びこの義務を実施する方法を定めるものとする。

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