第42条【知的財産権】、第43条【文化的及び科学的な創造の自由】、第44条【報道の自由】、第45条【政見放送の権利、政党の答弁及び政治的応答の権利】、第46条【居住移転の自由、海外渡航の自由】、第47条【集会及びデモの自由】

第２編【基本的な権利及び義務】

第２章【基本的な権利、自由及び保障】

第１節【個人及び集団の権利及び自由】

第42条　知的、芸術的、政治的、科学的及び通信的な活動の表現は、検閲又は許可制にかかわりなく、自由である。
２　著作者は、その著作物を使用、公表又は複製する独占的な権利を有する。この権利は、法律の定める条件の下で相続人が相続するものとする。
３　法律に従い、以下の権利が保障される。
（a）集団的な著作物への個人の参加、並びに文化、教育、政治及びスポーツの活動を含む人間の肖像及び声の複製の保護。
（b）創作者、演奏者及びその組合並びに団体が、創作又は参加する作品の経済的利用を監視する権利。
４　法律により、産業上の発明、発明の特許及び技術的プロセスの考案者に対し、その利用のための一時的な特権を保障し、並びに社会の利益並びに国家の技術的及び経済的な発展を考慮して、産業上の創作物、商標権、会社名及びその他の特徴的な標識の保護を保障するものとする。

第43条　知的、芸術的、科学的及び技術的な創造は自由である。
２　前項に規定する自由には、著作権による法的保護を含む、科学的、文学的又は芸術的な作品を考案、生産及び普及する権利が含まれる。

第44条　報道の自由は保障され、特に政治的、思想的又は芸術的な性質のものについては、事前の検閲を受けることはない。
２　国は、表現の多元性を保障し、メディアの各種の所有形態及び編集の多様性を保障する。
３　国は、公共のラジオ局及びテレビ局の存在及び質的に競争力のある独立した運営を保障する。
４　法律により、報道の自由を行使する手続きについて定めるものとする。

第45条　総選挙及び地方選挙並びに国民投票の期間中、立候補者は、憲法及び法律に従い、選挙又は国民投票の範囲に応じて、公共のラジオ局及びテレビ局で政見放送を行う権利を有する。
２　国民議会で代表する政党は、法律の定める条件の下で、行政府の発言に対する答弁及び政治的応答の権利を有する。

第46条　アンゴラに適法に居住する市民は、憲法に定める場合、及び環境保護又は重要な国益の保護のために、法律によって特にアクセス及び居住の制限を定める場合を除いて、自由に居住、移動し、国内のいかなる場所にも滞在することができる。
２　全ての市民は、法律上の義務の履行に伴う制限を損なうことなく、自由に海外渡航し、出国及び帰国することができる。

第47条　全ての市民は、いかなる許可も要することなく、法律の定める条件の下で集会し、武器を持たないで平和的にデモを行う自由を保障される。
２　公共の場所における集会及びデモは、法律の定める条件及び目的の下で、管轄当局への事前の届出を要するものとする。

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