R5年度第1回高認化学基礎大問4解説
大問4【物質量と化学反応式】
問1【相対質量】
相対質量を理解するために身近な硬貨の質量で考えてみることにした。50円硬貨、100円硬貨、500円硬貨の質量を調べたところ、50円硬貨は4.0g、100円硬貨は4.8g、500円硬貨は7.0gであった。50円硬貨の質量を1としたとき100円硬貨と500円硬貨の相対質量として最も適当なものはどれか。・$\dfrac{4.8}{4} = \dfrac{48}{40} = \dfrac{6}{5} = 1.2$
100円硬貨:1.20
$\dfrac{7}{4} = 1.75$
500円硬貨:1.75
問2【酸化銅(I)$\mathrm{Cu_2 O}$の銅と酸素の質量比】
酸化銅(I)$\mathrm{Cu_2 O}$に含まれる銅と酸素の質量比$(\mathrm{Cu} : \mathrm{O})$として正しいものはどれか。ただし、原子量は$\mathrm{Cu} = 64$、$\mathrm{O} = 16$とする。・$64 \times 2 : 16 = 64 : 8 = 8 : 1$
問3【水酸化ナトリウム$\mathrm{NaOH}$水溶液のモル濃度】
水酸化ナトリウム$\mathrm{NaOH}$20gを水に溶かして500mLの水溶液を作った。この水溶液のモル濃度として最も適当なものはどれか。ただし、式量は$\mathrm{NaOH} = 40$とする。・$20 \times 2 \div 40 = 1$
よって、1.0mol/L。
問4【マグネシウムリボンと塩酸を反応させて発生する水素の捕集】
マグネシウム(マグネシウムリボン)と塩酸を反応させて発生する水素を捕集するため、次のガラス器具を用いて実験を行った。下のA~Cに適する語句の組合せとして正しいものはどれか。A ガラス器具の名前
B 最初にガラス器具のくぼみがある側(右側)に入れる物質
C 発生する水素の捕集方法
・A:ふたまた試験管、B:マグネシウム、C:水上置換法。
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